こんにちは。
ドライフラワー・スワッグ専門店、土と風の植物園 の高石です。
毎月１２００円で季節のドライフラワーをご自宅のポストへお届けする、季節のドライフラワー定期便。
サービスを始めて、およそ２年。たくさんの方にご好評をいただいています。
２０２２年１月には、お客さまやインスタグラムのフォロワーさまのデザインをお届けボックスにあしらい、お花をお届けする「＃アイデアの綿毛」という企画を始めました。
本日はその第１２回目にお選びさせていただいたデザインと、その作者の方を紹介します。
イベントごとが多い、年末年始の時期にぴったりのデザインですよ。
#アイデアの綿毛とは？
土と風の植物園のインスタグラムのフォロワーさまは、１０万人目前。
多くの方に知っていただけるようになった今、わたしたちに出来ることとは？と考え、始めた取り組みです。
お喜びいただけるドライフラワーを届けること、それはもちろんなのですが、もうひとつ。
タンポポの綿毛が風に乗って、広い世界へ飛び出し、根を張る。
そのときの風みたいに、誰かの未来につながることができたら。
そんな想いから、季節のドライフラワー定期便のお届けボックスのデザインを募集、選定させていただいています。
これまでにお寄せいただいたデザインは、１４０点以上。
スタッフの心を特に揺さぶった方々の素敵なデザインをお届けボックスにあしらい、お客様にお届けしてきました。
今回は、１２回目のボックスに選ばせていただいたデザインをご紹介します。
作者のncouleur collageさんにもお話を伺いました。
第１２回作者 ncouleur collageさん
お届けボックスのデザインに採用された、作者のncouleur collage(ｴﾇｸﾙｰﾙ ｺﾗｰｼﾞｭ)さん。
ご本名の頭文字「n」＋フランス語の色「couleur」で、「ncouleur（ｴﾇｸﾙｰﾙ）」だそうです。
水彩絵の具を混ぜ合わせてオリジナルのペーパー素材を作ったり、ペーパー素材を切り貼りしたコラージュ作品を制作されています。
こちらが、ncouleur collageさんのデザイン。
見ているだけで明るい気持ちになれそうですよね。
いろいろとお話を伺っていきます。
Q. #アイデアの綿毛への応募のきっかけや、理由を教えてください
ncouleur collageさん
「秋色といいますか、少しくすんだ落ち着いた色合いが好きで、以前から土と風の植物園さんの写真を眺めるのが好きでした。 趣味で制作活動をしていますが、何か公募や展示に挑戦したいと考えていたタイミングで#アイデアの綿毛の公募を知り、やらない理由がない！と強く思えたことが理由です。」
ncouleur collageさん
「デジタル納品が条件の公募が多い中、手描きでも子どもでも応募OKと知り、娘と一緒に制作しました。（娘は制作途中で断念しましたが、笑） 新作パッケージがでる度、季節感のあるネーミングとデザインを楽しく拝見しておりました。 自分の案は正直諦めかけていたのですが、１年の最後にありがたいメッセージとともに採用いただき、本当に嬉しかったです。ありがとうございました！」
Q.ncouleur collageさんのお仕事や暮らしのこと、好きなことを教えてください
ncouleur collageさん
「ビジュアルコミュニケーションの会社で営業戦略サポートの仕事をしています。今はほぼテレワークで、子育てしながらフルタイムで働いています。 休日は、家族で美術館めぐりや映画を観たり、娘と公園で季節の草花を観察したりして過ごしています。
娘と一緒に工作もしますが、絵の具のパレットやコラージュ素材を『これ使いたい！』と横から取られちゃったりもするので、夜中に1人で黙々と描いたり切り貼りするのが一番の贅沢時間です。」
ncouleur collageさんの作品作りはすごく独特。
まずは、素材となる“自然の色”を集めるところから始まります。
色集めのために、よく公園に通っていらっしゃるそうです。
ncouleur collageさん
「今の季節は落ち葉や木の実集めが楽しいですが、特に落ち葉は、形・シワ・模様がすべて異なるので、一点ものの宝物探しのように没頭します（笑）」
こうして集めた自然の色や形を参考にしながら水彩画を描いたり、コラージュ制作に取り組んでいらっしゃいます。
水彩画は、偶然できた色、にじみ、色の重なりでいい色合いがうまれたときが一番ワクワクするんだとか。
絵を描いたあとの筆やパレットに残った絵の具を使って、オリジナルのペーパー素材を制作。
そのペーパー素材を使って、コラージュ作品作りを楽しんでいらっしゃいます。
今回お送りいただいたデザインは、なんと、コラージュ制作の時に溜まった紙くずを使ったものなんだそうです…！
この後、今回のデザインについて詳しくお伝えしますね。
お届けボックスのデザインをご紹介
Q. デザインのイメージを教えてください
ncouleur collageさん
「切り貼り制作をしていると、小さな紙くずがたくさんたまっていきます。普通なら捨てるレベルの紙くずも、もったいないので何かできないかなと思いながら無造作に散りばめた時、色や形の組み合わせにおもしろさを感じました。
意図せず並べて何かを発見するという楽しさと、自然の形をそのまま生かすこの紙くずアートがパッケージになると素敵だなと思い、お客さまに届いた時のワクワクを想像しながら楽しくパーツを並べました。」
ところどころに、お花や蝶などをイメージしたパーツもあって、見ているだけでわくわく。
オリジナルのペーパーを実際に貼っているかのような立体感もあって、手仕事のあたたかみが伝わってきますよ。
カラフルなパッケージに合わせたのは、淡くあたたかみのある色合いのドライフラワーたち。
ncouleur collageさんのパッケージにお入れして飾っても、互いが引き立って素敵です。
お手元に届いたら、ぜひパッケージと合わせて楽しんでくださいね。
ncouleur collageさんは、「色で心を豊かに」をテーマに制作活動をされているそう。
土と風の植物園の想いと通じるものがあって、とても嬉しかったです。
読みもの「心を豊かにしてくれる。ドライフラワーが持つ色の力」
新しい年は、手にした人それぞれが自分だけの色を重ねていけるような年になりますように。
そんな願いも込められていそうなデザインですよね。
副賞としてお届けしたスワッグ
デザインが採用された方には、副賞として、季節のドライフラワー定期便１年分と、デザインからイメージしたオリジナルスワッグをお送りさせていただいています。
ncouleur collageさんにはこちらをお送りしました。
パンパスグラスなどのホワイトカラーをベースに、カラフルなドライフラワーをたくさん散りばめたスワッグです。
ピンクのケイトウ、グリーンとワインの秋色ミナヅキ、パープルのスターチス、染めのカスミソウ、などなど。
カラフルだけど強くなりすぎず、やさしい雰囲気も感じられるように。
生成りのリボンでまとめました。
そら豆みたいなブラッチーシトンや、ボタンみたいな実をお入れしたのは、パッケージの中に似た模様を見つけたから。
皆さんもパッケージのどこに隠れているか探してみてくださいね。
風船みたいに真ん丸な、グリーンのフウセントウワタもお入れしました。
色も形もさまざまなドライフラワーを見て、パッケージ同様、ユニークな雰囲気を味わっていただけたら嬉しいです。
ncouleur collageさん、この度は見るたびに嬉しくなるような、本当に素敵なデザインをありがとうございました。
季節のドライフラワー定期便
#アイデアの綿毛 vol.12作者
ncouleur collageさん
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今年１月から始めた#アイデアの綿毛。
ついに季節がひと回りしました。
皆さまが送ってくださるデザインは本当にどれも素敵なものばかり。
この季節だったら、どんな色合いや模様のものが届いたら嬉しいかな。
スタッフみんなで毎回うーんうーんと悩みながら、毎回選ばせていただいております。
次回のボックスデザインも是非楽しみにお待ちください。
ドライフラワー・スワッグ専門店｜土と風の植物園
倉敷市の中心部から少し離れた緑豊かな小さなアトリエで制作。厳選したドライフラワーや道具、動画を見ながら作れるスワッグ手作りキットなど、各種取り揃えています。