こんにちは。ドライフラワー・スワッグ専門店、土と風の植物園です。
2024年6月22日(土)に、摘みたてラベンダーでアレンジメントを作るワークショップを開催しましたので、その様子をお届けします。
会場は、岡山県赤磐市でラベンダーを生産されている農園、「小さなテキサス」さん。
以前 「秋の自由研究」でお世話になったご縁で、ワークショップを一緒に開催させていただいています。
ラベンダー摘みのワークショップは今回が2回目。
たくさんの自然に囲まれた農園は、やさしいラベンダー色に染まっていました。
すぅっと息を吸い込むと、豊かでさわやかな香りが広がります。
ワークショップの内容は、フレッシュラベンダーの摘み取りと、そしてドライへの変化をお楽しみいただけるアレンジメント作り。
まずは、スワッグとポプリどちらを作りたいか決めていただき、アレンジメントに使う分のラベンダーを摘み取っていただきました。
今回収穫いただいたラベンダー[グロッソ]は、ラベンダーの中でも大ぶりで香りが強い品種。
通常出回るラベンダーの多くは広げた両手に収まるほどの大きさですが、グロッソはさらに大きく、とても存在感があります。
目の覚めるような、くっきりとした紫が美しい。
豊かな香りを全身に浴びながら、黙々とラベンダーを摘み取る時間は、とっても贅沢。
雨が心配でしたが、ワークショップの間は何とかお天気が持ちました。(良かった!)
ラベンダーを摘み取った後は、いよいよアレンジメントづくりです。
スワッグは、ラベンダーのみをシンプルに束ねて、ラフィアをぐるぐると巻いておめかし。
大ぶりな品種だから、野生的でダイナミックな仕上がりになるんです。
これだけのラベンダーを贅沢に使うと、心も潤い、優しい気持ちになれそう。
大ぶりなスワッグは、お部屋のインテリアの雰囲気ががらりと変わります。
一方、モイストポプリをお選びいただいた方は、花と茎を分ける作業からスタート。
モイストポプリとは、フレッシュに近いハーブや花を塩につけて作ったポプリのこと。
野菜の塩漬けを想像してもらえると分かりやすいですが、塩の中で寝かせることで植物から徐々に水分が出て、芳醇な香りが生まれます。
よく目にするドライポプリよりも、濃厚な香りをお楽しみいただけますよ。
今回摘み取ったラベンダー[グロッソ]は、やや甘さのあるスッキリとした香りが強めに漂う品種です。
ガラス瓶に岩塩と、ラベンダーの花を詰めると完成。
クリアホワイトの岩塩に、ラベンダーの紫がよく映えます。
店主山崎が合間に作っていたのは、少量のラベンダーを束ねて作るラベンダースティック。
インテリアとして使うほか、サシェのように洋服ダンスや引き出しに入れて使うことができるアイテムです。
皆さん思い思いに作業されて、満足いく仕上がりになったみたいで嬉しかったです。
ご自宅でも豊かな香りを楽しんでいただけますように。
アレンジメントを作った後は、小さなテキサスさんのご厚意でラベンダーの他、農園で育てているスモークツリーやユーカリまで、摘み取らせていただきました。
参加者の皆さまも、思いがけないお土産に驚きつつ、大変お喜びいただきました。
楽しんでいただけたようで、何よりです。
小さなテキサスさん、本当に素敵な時間をありがとうございました。
今回参加者の皆さまにお作りいただいたスワッグとポプリは、土と風の植物園のオンラインショップでもご購入いただけます。
摘みたてではなく、少し乾燥が進んでいるので、色合いはすこしシックに。
スワッグはやや水分が抜けるため、少しタイトなシルエットでお届けします。
クリアな岩塩と青みがかったラベンダーは、見た目も涼し気。
就寝のタイミングやリラックスしたいとき、お客様をお出迎えするときなどは、蓋を開けて香りをお楽しみください。
鮮やかな色が美しい、大地に息づくラベンダー。
遠方にお住まいでワークショップにご参加いただけなかった方も、アレンジメントを飾って、その香りに癒されていただけたら嬉しいです。
ミモザなど季節のドライボタニカルを使ったアレンジメントを作りたいというお声を多くいただきましたので、今後もワークショップを開催できればと思っています。
またお会いできるのを楽しみにしています。