#アイデアの綿毛vol.9「秋色、実る」幸 洋子さん

こんにちは。
ドライフラワー・スワッグ専門店、土と風の植物園 の高石です。

毎月１２００円で季節のドライフラワーをご自宅のポストへお届けする、季節のドライフラワー定期便。
サービスを始めて、およそ２年。たくさんの方にご好評をいただいています。

２０２２年１月には、お客さまやインスタグラムのフォロワーさまのデザインをお届けボックスにあしらい、お花をお届けする「＃アイデアの綿毛」という企画を始めました。

本日はその第９回目にお選びさせていただいたデザインと、その作者の方を紹介します。

• #アイデアの綿毛とは？
• 第９回作者 幸 洋子さん
• お届けボックスのデザインをご紹介
• 副賞としてお届けしたスワッグ

#アイデアの綿毛とは？

土と風の植物園のインスタグラムのフォロワーさまは、１０万人目前。
多くの方に知っていただけるようになった今、わたしたちに出来ることとは？と考え、始めた取り組みです。

お喜びいただけるドライフラワーを届けること、それはもちろんなのですが、もうひとつ。

タンポポの綿毛が風に乗って、広い世界へ飛び出し、根を張る。
そのときの風みたいに、誰かの未来につながることができたら。 

そんな想いから、季節のドライフラワー定期便のお届けボックスのデザインを募集、選定させていただいています。

 

これまでにお寄せいただいたデザインは、１４０点以上。
スタッフの心を特に揺さぶった方々の素敵なデザインをお届けボックスにあしらい、お客様にお届けしてきました。 

今回は、９回目のボックスに選ばせていただいたデザインをご紹介します。
作者の幸 洋子さんにもお話を伺いました。

#アイデアの綿毛 詳細と応募方法 はこちら

第９回作者 幸 洋子さん

お届けボックスのデザインに採用された、作者の幸 洋子さん。
インスタグラムには、イラストに、キノコの写真に、アート作品に…気になる投稿がたくさん。
いろいろとお話を伺いました。

Q. #アイデアの綿毛への応募のきっかけや、理由を教えてください

「お花が好きで普段からよく描いていることと、自分のデザインが色々なお家に届いたら嬉しいなと思ったので、応募をしてみようと思いました。」

こちらが、幸さんにお送りいただいたデザインです。
クリーム色の背景に浮かぶ、実のような枝のような、不思議な世界。
秋っぽいな、けど何を描いたんだろう？興味を掻き立てられる独特のデザイン。

スタッフ一同ほっこりとさせられて、選ばせていただきました。

Q.幸さんのお仕事や暮らしのこと、好きなことを教えてください

「普段は絵を描いたり、映像を作るお仕事をしています。
植物の観察をすることが好きで、ベランダでは色々な植物を育てています。
猫と一緒に暮らしているので、花は猫にとっては有害なものも多いため、家の中ではドライフラワーを吊るして楽しむことが多いです。」

［夜になった雪のはなし/A Snowflake into the Night］を見る

こちらは、幸さんが2018年に制作したアニメーション作品［夜になった雪のはなし/A Snowflake into the Night］です。

憧れや強さを求めて、自分以外のさまざまなものに憧れて、姿を変えていく”雪”が、いつの日か、かつての自分の姿を思い出す、というお話だそう。

いろいろな質感の生き物や静物が動き回る様子をぼんやりと眺めるだけで楽しく、物語の内容もとてもロマンチックな作品です。

他にもたくさんの作品を作られていますので、皆さんにも見ていただきたいです…！

猫と一緒にゆるゆる暮らしながら、こうした作品づくりに取り組むって、すごく素敵な人生だなあと感じました。
海外でもご活躍されていて、かっこいい。
作品のインスピレーションはどこから得ているのでしょうか。

お届けボックスのデザインをご紹介

デザインいただいた色合いや空気感を、なるべくそのまま届けられるように。
温かみのある雰囲気に仕上がり、スタッフも大満足です。

Q. デザインのイメージを教えてください

「よく、飾ってあるお花を見て、元々はどんなところに咲いていたのだろうか？
どんな世界があるのだろうか？と想像することがあります。
お花と一緒に、遠くの世界を思い出すような気持ちでデザインしました。」

お花がうまれた土地のこと、わたしもよく想像します。
パッケージに描かれた植物の傍には、どんな世界が広がっているのでしょうか。

あえて背景に何も描いていないところに、幸さんの思いが感じられますよね。
見る人が自由に想像して楽しめるように、と。

改めまして、この度はご応募いただきありがとうございました。

副賞としてお届けしたスワッグ

デザインが採用された方には、副賞として、季節のドライフラワー定期便１年分と、デザインからイメージしたオリジナルスワッグをお送りさせていただいています。

幸さんにはこちらをお送りしました。

オレンジや茶のドライフラワーや枝もの、実ものを中心にお入れしました。

メインは、手前に咲き乱れるようにお入れしたドライアンドラフォルモーサ。
松ぼっくりのような雰囲気のヤシャブシや、ちょっとイガイガした見た目の紅の木、しなやかさと無骨さを持ち合わせたハスなどを散りばめて。

大きくはないけれど、個性的なお花たちが大集合です。

暗くなりすぎないように、パンパスグラスや、優しく明るいカラーのスターチスもあしらいました。

一見シックで落ち着いた色合いでも、よく見るといろんな姿かたちの子たちが詰まってる。
ひとつひとつをじっくり眺めて楽しんでもらえるようなスワッグです。

幸さまから、飼っている猫が興味津々で見つめていたと連絡をいただきました。
顔を近づけてじっと見つめる様子がかわいいです…！！
猫ちゃんが気に入るドライフラワーはあったでしょうか。
気になります。

今回の定期便には、秋らしいパッケージに合わせて、暖色系のケイトウをメインにしたお花たちをお入れしています。

お手元に届いたら、パッケージと合わせて楽しんでいただけるとうれしいです。

幸さん、この度は本当に素敵なデザインをありがとうございました。

今年１月から始めた#アイデアの綿毛。
もう９つのデザインをお届けできたのだな、としみじみしています。

皆さまが送ってくださるデザインは本当にどれも素敵なものばかりで、、本当に、毎回悩みに悩んで選ばせていただいております。
次回のボックスデザインも是非楽しみにお待ちください。