こんにちは。
ドライフラワー・スワッグ専門店、土と風の植物園 の高石です。
毎月1200円で季節のドライフラワーをご自宅のポストへお届けする、季節のドライフラワー定期便。
サービスを始めて、およそ2年。たくさんの方にご好評をいただいています。
2022年1月には、お客さまやインスタグラムのフォロワーさまのデザインをお届けボックスにあしらい、お花をお届けする「#アイデアの綿毛」という企画を始めました。
本日はその第7回目にお選びさせていただいたデザインと、その作者の方を紹介します。
#アイデアの綿毛とは?
土と風の植物園のインスタグラムのフォロワーさまは、10万人目前。
多くの方に知っていただけるようになった今、わたしたちに出来ることとは?と考え、始めた取り組みです。
お喜びいただけるドライフラワーを届けること、それはもちろんなのですが、もうひとつ。
タンポポの綿毛が風に乗って、広い世界へ飛び出し、根を張る。
そのときの風みたいに、誰かの未来につながることができたら。
そんな想いから、季節のドライフラワー定期便のお届けボックスのデザインを募集、選定させていただいています。
これまでにお寄せいただいたデザインは、140点以上。
スタッフの心を特に揺さぶった方々の素敵なデザインをお届けボックスにあしらい、お客様にお届けしてきました。
今回は、7回目のボックスに選ばせていただいたデザインをご紹介します。
作者の千田 光花さんにもお話を伺いました。
第7回作者 千田 光花さん
お届けボックスのデザインに採用された、作者の千田 光花さん。
インスタグラムには美しい写真がずらりと並びます。
お花の写真があるのも嬉しい。
いくつかご質問させていただきました。
Q.千田さんのお仕事や暮らしのこと、好きなことを教えてください
「薬剤師として働いています。
絵を描くことはもちろん、写真を撮ること、デザインすることも好きです。
たまに絵、写真、広告の公募展や展示会にも出品しています。
また、バレエや映画を観ることも好きです。
自分で表現する側、観る側も幅広く好きです。」
Q. #アイデアの綿毛への応募のきっかけや、理由を教えてください
「家に花やドライフラワーを飾ることが好きなのと、自分の作品がパッケージデザインになったらすごく嬉しいなと思い、応募しました。」
お届けボックスのデザインをご紹介
グリーンを基調に、いろいろな色が複雑に混ざりあった、神秘的な雰囲気のパッケージ。
宇宙だったり、深海だったり、普段わたしたちが目にすることのない、未知の空間にいざなってくれるようなデザインです。
Q. デザインのイメージを教えてください
「雨の日に山と林、植物を見ながら描いたものです。
その色、光などのキラキラとした空気感に風に触れるイメージを足しました。
創作活動をするときは、未来の自分がみてもそのときの雰囲気、空気感を追体験できるような、自分が感じたものを再現できるまで表現することを大切にしています。」
インスタグラムのお写真を拝見して感じるのは、千田さんの言葉通り、光やその場の雰囲気をとても大切にしながら空間や瞬間を切り取られているということ。
冬の空の写真ひとつとっても、ぴん、と張り詰めたような澄んだ空気が伝わってきます。
こちらの写真は、千田さんのお気に入りの1枚だそうです。
光に照らされ透き通った花びらと、その光によってうまれたやわらかな影が、ため息が出るほど美しくもあり、懐かしく切なくもあり。
パッケージのデザインにも、そんな千田さんの素敵な感性が現れているなと感じました。
改めまして、この度はご応募いただきありがとうございました。
副賞としてお届けしたスワッグ
デザインが採用された方には、副賞として、季節のドライフラワー定期便1年分と、デザインからイメージしたオリジナルスワッグをお送りさせていただいています。
千田さんにはこちらをお送りしました。
「やさしいグリーンの中に渦巻く、星空や宇宙のような雰囲気も感じられるね」とスタッフで話したパッケージ。
土と風の植物園のフローリストが、いろいろな種類のグリーンの花や、枝ものを中心にお作りしました。
パッケージの白いつぶつぶはホワイトのスターチスで、ブルーのエリアは落ち着いたブルー系の紫陽花やルリ玉で表現しました。
全体がぼやけないように、オレンジ、イエロー、パープルの色味を足して引き締めて。
パッケージのアクセントにもなっているブルーをリボンにも使いたいと思い、ネイビーのリボンでまとめました。
時の流れも、季節の移り変わりも、人の心も、動植物の命も、切れ目はなくてグラデーションの様相で日々変化していくのだと。
そんな風に思わせてくれるようなパッケージ。
お手元に届いたら、お入れしたお花にも想いを馳せてみていただけたら、と思います。
千田さん、この度は素敵なデザインを、本当にありがとうございました。
季節のドライフラワー定期便
#アイデアの綿毛 vol.7作者
千田 光花さん
Instagram はこちら
今年1月から始めた#アイデアの綿毛。
季節も冬から春、春から夏へと移り変わってまいりました。
これからの季節、どんなデザインが夏らしいだろう?
このデザインは秋にぴったりだね、といった会話をしながら選ばせていただいております。
皆さまが送ってくださるデザインは本当にどれも素敵なものばかりで、、本当に、毎回悩みに悩んで選ばせていただいております。
次回のボックスデザインも是非楽しみにお待ちください。
ドライフラワー・スワッグ専門店|土と風の植物園
倉敷市の中心部から少し離れた緑豊かな小さなアトリエで制作。厳選したドライフラワーや道具、動画を見ながら作れるスワッグ手作りキットなど、各種取り揃えています。