#アイデアの綿毛vol.10「風吹く栽培所」岡部 みのさん

こんにちは。
ドライフラワー・スワッグ専門店、土と風の植物園 の高石です。

毎月１２００円で季節のドライフラワーをご自宅のポストへお届けする、季節のドライフラワー定期便。
サービスを始めて、およそ２年。たくさんの方にご好評をいただいています。

２０２２年１月には、お客さまやインスタグラムのフォロワーさまのデザインをお届けボックスにあしらい、お花をお届けする「＃アイデアの綿毛」という企画を始めました。

本日はその第１０回目にお選びさせていただいたデザインと、その作者の方を紹介します。

• #アイデアの綿毛とは？
• 第１０回作者 岡部みのさん
• お届けボックスのデザインをご紹介
• 副賞としてお届けしたスワッグ

#アイデアの綿毛とは？

土と風の植物園のインスタグラムのフォロワーさまは、１０万人目前。
多くの方に知っていただけるようになった今、わたしたちに出来ることとは？と考え、始めた取り組みです。

お喜びいただけるドライフラワーを届けること、それはもちろんなのですが、もうひとつ。

タンポポの綿毛が風に乗って、広い世界へ飛び出し、根を張る。
そのときの風みたいに、誰かの未来につながることができたら。 

そんな想いから、季節のドライフラワー定期便のお届けボックスのデザインを募集、選定させていただいています。

 

これまでにお寄せいただいたデザインは、１４０点以上。
スタッフの心を特に揺さぶった方々の素敵なデザインをお届けボックスにあしらい、お客様にお届けしてきました。 

今回は、１０回目のボックスに選ばせていただいたデザインをご紹介します。
作者の岡部みのさんにもお話を伺いました。

#アイデアの綿毛 詳細と応募方法 はこちら

第１０回作者 岡部みのさん

お届けボックスのデザインに採用された、作者の岡部みのさん。
インスタグラムには、見ているだけで幸せな気持ちになれるような、可愛いイラスト作品が溢れています！
いろいろとお話を伺いました。

Q. #アイデアの綿毛への応募のきっかけや、理由を教えてください

「土と風の植物園さんは以前からインスタで素敵なドライフラワーのお店だなぁと拝見しておりました。
今回のアイデアの綿毛の募集を見かけて、こんなセンスのあるお店のパッケージになったら嬉しいな、と思い応募させていただきました。 」

こちらが、岡部さんのデザインです。
インスタグラムで紹介されている作品同様、やさしい色合い。
風になびく花が、見る人の心を癒してくれます。

スタッフ一同「かわいい！」と心を掴まれ、選ばせていただきました。
やさしい秋をお届けできそうです。

Q.岡部さんのお仕事や暮らしのこと、好きなことを教えてください

「現在は1歳になる娘の育児をしながら、イラストレーターとして活動しています。
自然や動植物が好きで、山や川に出かけるのはもちろんのこと、ベランダ菜園で採れた野菜を料理に使ったり、ビオトープを作って観察したりと、自然の神秘や季節の移ろいを生活に取り入れながら暮らしています。
そんな暮らしの中からイラストのアイディアが閃くことが多いです。」

岡部さんは、yonshokuというオリジナルブランドも運営されていて、イラストの世界観をグッズにされているんです。

上の写真は、「シキノヤマネコ焼菓子便」という小さな物語のついた焼菓子セットと、最近新たに始めたオリジナルファブリックだそうです。

焼き菓子のネコは、収穫祭に向けて木の実拾いをしているうちに、花畑に迷い込んでしまったヤマネコをイメージしているんだとか。

ひとつひとつにストーリーがあるのが微笑ましくて、いくつも欲しくなっちゃいそう。

自分の世界をたくさんの人に届けるお仕事って、本当に素敵だなあ。
子育てと両立されている姿がとてもかっこよくて憧れます。

お届けボックスのデザインをご紹介

Q. デザインのイメージを教えてください

「お店の名前にある土と風のイメージを膨らませて、風吹く栽培所で、その大地に根づいた花を描きました。
どんな環境でも力強く生きる植物の様子を伝えたいと思いました。」

”風吹く栽培所”という言葉に、すごく心惹かれました。
店名の土と風のイメージを膨らませてくださったと聞き、とてもうれしいです。

大地に根を張り、しなやかに美しい花を咲かせる植物たちの姿がよくとても印象的。
色合いはすごく優しいのに、力強さが溢れているから不思議です。

どんな色のドライフラワーも、ふわりと受け入れてくれるような器の大きさを感じます。

パッケージをよく見てみると、花のイラストのそばには、人や動物の姿が。
すごく不思議で無骨そうなのに、花に、葉に、触れる手が優しくて。
なぜだか涙が出そうになりました。

動物と植物が、遠い昔から一緒に生きてきたことを思い出させてくれる、そしてこれからもそうでありたいと思わせてくれる。
そんなパッケージです。

副賞としてお届けしたスワッグ

デザインが採用された方には、副賞として、季節のドライフラワー定期便１年分と、デザインからイメージしたオリジナルスワッグをお送りさせていただいています。

岡部さんにはこちらをお送りしました。

パッケージデザインも、普段のお仕事の作品も、柔らかい色味と曲線が特徴的だと感じたので、それを表現できるように。
でも可愛くなりすぎず、かっこよさも感じられるように。

そんなドライフラワーたちを選びました。

お入れしたのは淡い色合いの紫陽花２種、スターチス、ケイトウ、芍薬、タタリカなど。

岡部さんがこだわられていた力強さや不思議な雰囲気が出るように、パイナップルやバンクシア メンジェイシーコーンズなどの変わったお花も。

雪柳やユーカリも加えて、豊かな自然に囲まれた風吹く栽培所の雰囲気が出るように。

「よく見ると何かいる！人間がいる！」という楽しい驚きは、渋い色味のハスで表現しました。
皆さまにも伝わったでしょうか。

岡部さまから、「色合いが優しくて大変美しく、想像以上に立派で家族もびっくりしています」とご連絡をいただきました。

お子さまがスワッグをとても気にしていて、手を伸ばして眺めているそうです。
上を見上げて手を伸ばす様子が可愛すぎます…！！

お子さんがいらっしゃる方って飾る場所に悩まれたりもするのですが、収まりの良い場所に飾って楽しんでいただけているようで安心しました。

今回の定期便にお入れしたお花は、個性の強い鮮やかなカラーが多め。

パッケージにお入れして飾っても互いが引き立ち素敵です。
お手元に届いたら、パッケージと合わせて楽しんでいただけるとうれしいです。

岡部さん、この度は本当に素敵なデザインをありがとうございました。

今年１月から始めた#アイデアの綿毛。
これまでに１０のデザインをお届けしました。

皆さまが送ってくださるデザインは本当にどれも素敵なものばかり。

この季節だったら、どんな色合いや模様のものが届いたら嬉しいかな。
スタッフみんなで毎回うーんうーんと悩みながら、毎回選ばせていただいております。

次回のボックスデザインも是非楽しみにお待ちください。