［手作りキット］月桂樹・スパイスのリース

ギリシア神話から生まれた花言葉

ギリシア神話に、たびたび登場する月桂樹。
河の神の娘ダフネは、ゼウスの息子、アポロンの求愛から逃れるため、自らの姿を月桂樹に変えました。
悲しんだアポロンは、月桂樹で作った冠を愛の証として永遠に身に付けました。
この神話から、「死すとも変わらず」という花言葉が生まれたそうです。

また、月桂樹は、「栄光」「勝利」「名誉」といった花言葉も持ち合わせています。
ギリシア神話に登場するアポロンは、勇気に溢れた人間や美の創造に秀でた人間に、月桂樹の葉を使った冠を与えるよう命じました。
古代ローマでは、戦いで勝利をおさめた英雄たちに月桂樹の冠を与え、栄光と知恵の象徴として用いたとされています。

ノーベル賞を受賞した人のことを、「Nobel Laureates (ノーベルのローレルを冠された者)」といいますが、こうした神話が由来していたんですね。

神話の挿絵などのイメージから、月桂樹をあしらった冠やリースは、たくさんの葉が生い茂っているものを想像する方が多いかもしれません。

今回、土と風の植物園でご用意したこちらのリースは少し華奢な雰囲気。
しとやかさと気品を兼ね備えています。
少し大きめな楕円の形をしているので、華奢ながらも存在感はたっぷりです。

ぐるぐるぐる。
全体に巻き付けた麻紐が、ぐっとナチュラル感を引き出してくれます。
麻紐をきつめに巻くと、より華奢で可愛らしい仕上がりになりますよ。

壁にさっとかけるだけで、お家が上品に華やぎます。

リースとは?

花や葉などで作られた「輪」です。
主に室内の壁やドアに飾られます。 「輪」の終わりのない形は「永遠」の願いや意味が持ち合わせされています。

ご自身でお作りいただけるリースのキットです

届いてすぐにお作りいただけるよう、ワイヤー、麻紐付き。
初めてでも気軽にドライフラワーのリース作りをお楽しみいただけます。